ここでは専門クリニックならではの検査、治療についてお知らせします。
パッチ式インスリンポンプ
日本初のパッチ式インスリンポンプをはじめました
これまで大学病院などでしか導入できませんでしたが、2020年1月より当院でも導入ができるようになりました
これまでのインスリンポンプ と違いチューブが無いため、チューブトラブルが減り、生活する上で、便利になります
操作はタッチパネル式のリモコンで行うようになります
製造はテルモですので、もちろん画面は日本語です
センサー付きインスリンポンプ療法
SAP(Sensor Augmented Pump)療法=メドトロニック770Gも対応可能になりました。
こちらのポンプの最大のメリットは低血糖の起こる前にポンプが予想してインスリン注入を止めることです。ただそのまま止まったままにならないように遅くとも2時間後にはインスリン注入が再開されます。
ご希望の方はご予約の際にお伝えください。
フラッシュグルコースモニタリングシステム
『フリースタイル リブレ』
グルコースモニタリングシステムを導入しています。
指先穿刺なしで簡単にグルコース値が測定可能 2週間まで連続測定可能。
2017年9月より保険収載されました。
従来の1型糖尿病患者さんへの血糖自己測定と同じ自己負担で導入ができます。
2型糖尿病の方であってもインスリン治療を行なっている方へも導入可能です。
また2021年2月よりLibreLinkというアプリでスマートフォンで測定することも可能になりました。
興味のある方はご相談ください。
リアルタイムCGM
1型糖尿病で、低血糖対策が必要であるにもかかわらず、インスリンポンプ一体型リアルタイムCGM(SAP)が使用できない患者さんには下記の2種類のリアルタイムCGMが使用できるようになりました。
2型の方でもインスリン使用中で、インスリン分泌の少ない方など一定の条件を満たせば使用できるようになりました。
フリースタイルリブレとの大きい違いは低血糖および高血糖のアラート機能がついているということです。また表示される皮下グルコース濃度はリブレよりも正確とされています。
デメリットは1日2回以上血糖を測定し、較正をしなければならない点と、価格がこれだけで約10000円(3割負担で)とリブレの倍以上となる点です。他に較正用のチップ代、在宅自己注射管理料なども発生し月に20000円以上の自己負担となります。
またDexcomG6というセンサーも導入可能で、自己負担もフリースタイルリブレと同様ですが、現在1型糖尿病の患者様のみとさせていただいております。
ガーディアンTMコネクトシステム(Medtronic)
こちらの特徴はスマートフォンで管理できる点です。
院長も試しに使用してみました。スマホで管理できることはいいですが、低血糖アラートは低血糖が改善するまで止まらないと言われているため低血糖頻発の人には向かないかもしれません。(スマホ置いて外出はできませんので、、)
Dexcom G6 システム (TERUMO)
スマートフォンでのモニター、低血糖予測/低血糖アラート機能が追加されています。