東十条駅より徒歩4分。
医院名 |
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東十条さかい糖尿病・内科クリニック |
院長 |
堺 弘治 |
住所 |
〒114-0001 東京都北区東十条4-5-16 HJフレール1F |
診療科目 |
糖尿病内科、内科 |
電話番号 |
03-3914-2000 |
FAX番号 |
03-3914-2003 |
e-Mail |
gorby@hjsakai-dmc.com(院長) hjsakai.dmcl@gmail.com(事務) |
・クレジットカード
・交通系電子マネー
利用可能
糖尿病とは血液中のブドウ糖が増加し正常より多くなる病気です。血液中のブドウ糖がある一定以上に増加すると、尿の中にブドウ糖が排泄されます。以前は血液中のブドウ糖を簡単には測定することが出来なかったため、尿に糖がでてくる病気=糖尿病と言われるようになりました。
糖尿病は1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病、その他の糖尿病の4つの分類に分かれます。日本人のほとんどは2型糖尿病です。
1型糖尿病ではインスリン治療が必須です。
ここで糖尿病の診断、治療で大事な指標であるHbA1cについて説明します。
ヘモグロビン(Hb)は赤血球の主成分で、酸素を全身へ送り届けています。ヘモグロビンには血糖と結合して変化する性質があります。HbA1C検査は、ヘモグロビン(Hb)の全体量に対する、血糖と結合した部分(A1C)の割合を%で表すものです。
高血糖が続いているとブドウ糖とヘモグロビンの結びつきが増え、値が高くなります。検査時点から過去1~2か月の血糖コントロール状態がわかります。正常値は4.6-6.2%です。
インスリンをは血糖値を適度に保つ生体で唯一血糖降下作用があるホルモンで、膵臓のランゲルハンス島の中のβ細胞で作られます。
糖尿病の方はこのインスリンが少なかったり、うまく使われなかったりしています。
空腹時血糖値126mg/dl以上もしくは随時血糖値200mg/dl以上、75gブドウ糖負荷試験(決められた量のブドウ糖を飲んでその後の血糖を見る検査)での2時間血糖値が200mg/dl以上で糖尿病型といいます。
この基準が別の日の再検査でも同様か、HbA1cが6.5%以上、糖尿病性網膜症が認められる、口渇・多飲・多尿などの典型的な糖尿病の症状が認められるかで糖尿病の診断となります。
長期に血糖値が高いと慢性の細小血管合併症と言われる3大合併症①神経障害、②網膜症、③腎症が発症します。
血糖コントロールの目標は細小血管合併症が起こらないことを基準にします。これまで大規模研究(Kumamoto Studyなど)よりHbA1cが7.0%未満まで血糖コントロールを行えば合併症が起こらないことが確認されています。ただし無理なくできるのであればHbA1c6.0%未満を目指していきます。
2016年より高齢者の血糖コントロール目標が別個に示されました。
年齢や健康状態、治療内容などで区切り、それぞれが無理なく効果的に糖尿病の治療を行えるよう工夫されています。
かなり細分化されていますが、簡単にいえば
食事療法を行うにはまず自分の標準体重を知る必要があります。まず適正体重の計算をしましょう。
適正体重=身長(m)×身長(m)×22
それに生活の強度によって必要カロリーを計算します。
必要エネルギー(kcal)
=標準体重(kg)×体重 1kgあたりの1日消費カロリー(kcal)
当院ではより詳細な栄養指導を希望されている方には、連携している明理会中央総合病院での外来栄養指導をご紹介いたします。
■ 運動の意義
■ 推奨される運動量
■ 長く続ける工夫
万歩計や携帯・スマートフォンのアプリ(私はWalkmeterというアプリを使ってます)で記録を付けると実際の運動カロリーまで計算してくれて、励みになります。最近ではポケモンgoもいいかもしれません。また誰かと一緒に散歩をしたり、通勤の定期をあえて1駅前までにしたりと、運動しなくてはならない状況を作ってしまうという手もあります。
それぞれに好みがあるため、自分にあった運動と強度を見つけてもらい、長期に続けられるようにするといいです。なにより運動は長期間継続する事が大切です。
糖尿病の内服薬は現在7種類が日本で使用されています。
それぞれ作用機序が違い、個々で効果が変わってきます。
当院ではインスリン分泌能や肥満、生活スタイルに応じて、その方にもっとも適切な薬剤を選択していきます。
注射をしたい人はあまりいないと思います。
しかし治療のために注射を選択しないといけない場合があります。
当院では看護師、薬剤師の指導のもと十分理解していただき、注射薬を開始していきます。
また初診で著明に血糖が高値で、疲労感、口渇などのある方には最初からインスリンを使用することもあります。とはいっても2型糖尿病の方の場合はこの場合は短期インスリン療法といって、数か月のインスリンの使用で内服薬へ戻すことができる場合も多く、9割の方はインスリンを離脱できます。
インスリンは何種類もあり、病態に併せて使用していきますが、お値段に不安のある方はご相談ください。主流の『使い捨てタイプ』のものよりも中身だけ交換するタイプの『カートリッジタイプ』のインスリンの方が、2-3割医療費の節約ができます。
低血糖とは血糖値が70mg/dlを切った状態のことを言います。食事が少なかった時や運動後、薬の変更があった時、下痢嘔吐の時等に起こりやすくなります。
血糖値によって下記のような症状が出ます。一概にどれが出やすいということはないのですが、同じ人には同じ症状が出ることが多いので次の早期対策に役立てましょう。
症状が出現した際にはブドウ糖や砂糖の入ったジュースなどが有効です。
シックデイとは風邪や嘔吐、高熱、疼痛、外傷などで通常の食事が摂れなくなり急激に代謝が乱れた状態のことをいいます。
感染症では血糖値が上昇します。
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食べれないと血糖値が低下し、その状態での薬やインスリンの使用で低血糖となります。
このバランスで低血糖になったり、高血糖昏睡になったりと両極端な状態になり得ます。
糖尿病そのものでは少量のアルコールであれば問題ありません。しかし中性脂肪が多い、肝障害がある、アルコールが入ると食事療法が守れなくなる人は禁酒が必要です。
適切なアルコール量を下に示します。
日本初のパッチ式インスリンポンプをはじめました
これまで大学病院などでしか導入できませんでしたが、2020年1月より当院でも導入ができるようになりました
これまでのインスリンポンプ と違いチューブが無いため、チューブトラブルが減り、生活する上で、便利になります
操作はタッチパネル式のリモコンで行うようになります
製造はテルモですので、もちろん画面は日本語です
写真はOmnipodという違う会社のパッチ式インスリンポンプですが、このように腕に貼り付けることも可能です。
(日本では取り扱いはございません)
SAP(Sensor Augmented Pump)療法=メドトロニック780Gも対応可能になりました。
こちらのポンプの最大のメリットは低血糖の起こる前にポンプが予想してインスリン注入を止めることです。ただそのまま止まったままにならないように遅くとも2時間後にはインスリン注入が再開されます。
またデーターが蓄積されると、高血糖時のBaseのインスリンもポンプが自動的に調節してくれるモードもあります。
ご希望の方はご予約の際にお伝えください。
『フリースタイル リブレ』および
『リブレ2』『DexcomG7』
グルコースモニタリングシステムを導入しています。
指先穿刺なしで簡単にグルコース値が測定可能
1個で10日~2週間まで連続測定可能。
保険収載されており、従来の1型糖尿病患者さんへの血糖自己測定と同じ自己負担で導入ができます。
またDexcomG7というセンサーも導入可能で、自己負担もフリースタイルリブレと同様ですが、現在1型糖尿病の患者様のみとさせていただいております。
2型糖尿病の方でもインスリン治療を行っている方へも導入可能です。
LibreLinkというアプリでスマートフォンで測定することも可能となっています。
興味ある方はご相談ください。
リブレ2に関しては現状スマートフォンでの導入のみを行っています。
当院に糖尿病で初めて来院される方は以下の問診票にご記入いただき、ご来院いただきますと時間の節約になります。